今日は収穫の日です。
かごを持って、畑にやってきました。
土から見えているのは、緑の繊細な葉っぱとオレンジ色がちょっぴり。
さて、この「やさいさん」は誰でしょう。
さあ、縦に広がるしかけを一緒にめくってみますよ。
「すっぽーん」
あ! にんじんさんでした。
次に見えているのは、大きくて立派な葉っぱが数枚。
この形がヒントなのかな?
「すっぽーん」
次の葉っぱはちょっと茎が太いみたい?
長くて青々している葉っぱや、もっと大きな葉っぱもあるぞ。
うーむ、これは意外と大人でも難しい。
だけどご安心あれ。一緒にめくってしまえばいいのです。
「すっぽーん」「すっぽーん」
出てきたやさいさんは…?
tuperatuperaの小さな子から楽しめるしかけ絵本。シンプルながら、ダイナミックな動きを味わえるので、思わず子どもたちの目も釘付けになってしまうのです。もちろん「すっぽーん」の繰り返しも大喜び。「やさいさん」っていう呼び方も、親しみがあっていい。
いつも食べているあの野菜はこんな風に土から「こんにちは」するんだなあって。遊びながら、身近に感じられるようになってくれたら嬉しいですよね。(途中でやさいさんじゃない子も出てきちゃいますけどね!)
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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