戦争の悲惨さを伝え続ける島
大久野島には何度も足を運んでいます。
ひとつは、うさぎのかわいらしさに触れるため
もうひとつは、ライフワークにしている戦争遺跡を訪ねるためです。
うさぎは本当にかわいらしく、すぐ寄ってきてくれて
触ったり餌をあげたり(#^^#)
ただ
そのウサギは、実験用の動物が逃げ出して野生化したりしたものでなく
戦後、持ち込また外来種であること
また、大久野島の環境資源では支えられる頭数を超えていることを
この本で知りました。
戦争中は、地図から消された島であった大久野島。
今も、その傷跡を晒し続け、
まだ立ち入れないエリアもあります。
そんな島のシンボルであるウサギも
また、現在の環境破壊の縮図のような存在として
何かを伝えているような気がします。
この本を入り口に
リアルな大久野島を感じてもらいたいと思います。
投稿日:2025/08/12