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「ちいさいおうち」
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むかしむかし、静かな田舎に、きれいなで丈夫な小さい家がありました。小さい家はのどかな田舎で移り行く季節を楽しんでいました。小さい家は遠くの街の明かりを見て「まちにすんだらどんな気持ちがするものだろう」と思いました。
ある日、馬の引っ張っていない車(自動車)が現れました。それからトラックだのローラー車だのがやってきて、家のまわりはすっかり街になってしまいました。どんどん開発が進み、両側に高層ビルが建ち...それでも小さい家はそこにありました。壁や屋根は昔のようにちゃんとしているのに、ボロボロになってしまいました。
ところがある春の朝に小さい家の前を通りかかった女の人が、小さい家を救います。
全ページを通じて、ずっと小さい家を中心にした構図で描かれており、小さい家の周りが変わっていく様子が印象づけられています。都会に生活する人間なら、この小さい家の気持ちがとてもよくわかるでしょう。本当に大切なものは何なのか...そんなことを考えさせられる絵本です。「いなかでは、なにもかもが たいへん しずかでした」という最後の一文が胸の奥まで届きます。ちいさな子供も感じるものがあるでしょうが、あえて大人の方に読んで欲しい1冊です。
静かないなかに,ちいさいおうちがたっていました.まわりに工場ができ,にぎやかな町になるにつれて,ちいさいおうちは,白いヒナギクの花の咲きみだれるいなかの景色をなつかしく思うのでした.
【金柿パパ/パパ’s絵本プロジェクト】
じっくり読んであげたい絵本の代表作。これはまず大人が読んでほしい。読んだことあるならもう一度読んでみてほしい。この絵本を親子で楽しめるようになること、それが僕の理想です。
やっぱり田舎の静けさがいちばん
みぃままさん 30代・東京都多摩市 女7歳
むかしむかし、ずっといなかのしずかなところにちいさなおうちがありました。このおはなしには、このお家を取り巻く、時の移り変わりがゆっくり描かれています。自然の美しかった田舎の町が文明の発展にともない、大都会の真中へと変わっていきます。発展が壊してしまうもの、うしなわせてしまうものを心に染みるように教えてくれた本です。読んでいるうちに、いつのまにか、自分自身がお家になったような感じで、このちいさなおうちと一緒に田舎が恋しくなってきたりします。年長さんから小学生に上がれば、お家のきもちと一緒になって読めると思います。
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「ZOOM」
作・絵:
イシュトバン・バンニャイ
出版社:
復刊ドットコム
ズーム・イン、アウトの技法を
絵本に持ち込んだ不思議な世界。
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