|
▼ 絵本とあわせて欲しい♪「からすのパンやさん」や「だるまちゃん」、「どろぼうがっこう」など。 >>かこさとしグッズはこちら

ある川から自然と人間の営みを描いた絵本
高い山の雪どけ水や、山に降った雨から生まれた小さな流れは、谷川となって山を下ります。小さな流れは、ダムに貯められて発電所で電気を起こしたり、激しい水の勢いで岩をくだいて小さな石ころにしたりします。そして、やがて平野に出るとゆるやで大きな流れになります。田んぼを潤し、水遊びや魚釣りの場となり、いつしか大きな川になって、最後に海へとそそぎます。一つの川をめぐる自然と人間の営みを横長の画面いっぱいに細部まで描き込んだ絵本です。

川だけでなく、ダムからの電気の流れ、
石の大きさの違い、木材など川に関した仕事など、
文章に書かれているだけでなく、
絵からもたくさんの情報があふれ、
1ページを眺める時間も自然と長くなります。
特に子どもたちは、川の周りで生活する人の動きが
気になるようで、「虫捕りしてる」「遠足かな」など
会話が弾みました。 (まことあつさん 30代・ママ 男の子6歳、男の子4歳)
|