「はたらくくるま」のおやすみ絵本、そんなのってあるの?
大好きな車が登場したら、嬉しくて目が覚めてしまいそうだけど…。
あるんです。乗り物が大好きな子どもたちに贈る「おやすみなさい」の絵本が!
それは作者のこんなエピソードがきっかけ。
“トラックに夢中な息子が寝る前に知っている限りの働く車の名前を挙げて興奮してしまう。そこで働く車たちが一日中元気に活躍し、夜になるとエンジンを止めて静かに眠りにつく様子を親子で想像したところ…ぐっすり、すやすや。”
そうして生まれた『おやすみ、はたらくくるまたち』。
ブルドーザー、ショベルカー、クレーン車にミキサー車など人気の車が次々に登場、広い工事現場で昼間はいったりきたりと大忙し。ビルを建てたり、道を作ったり、力強くがんがん働きます。やがて、日が沈む頃、ようやく一日の仕事も終わり。それぞれがエンジンを止め、ブームをちぢめ、ゆっくりと目を閉じ、夢を見始めるのです。
明るく元気に働く昼間の場面から、日が沈んでいき、だんだん暗くなっていくにつれ、ゆっくりと目を閉じてぐっすりと眠りにつく場面。対照的な二つの場面を繰り返していくうちに、不思議と安らかな気持ちになってきます。確かにこれなら気持ちの良い眠りにつけそうです。頼もしい限りの車たちですが、その寝顔の可愛いこと!
「はたらくくるま」の力強さと愛嬌を併せ持ち、その上「おやすみ」へと誘ってくれるこんな絵本。絶対欲しくなっちゃいますよね。すでにニューヨークタイムズ ベストセラーリスト第1位!これは日本でも人気者になりそうです。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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ニューヨークタイムズ ベストセラーリスト第1位!!
乗り物大好きな子どもたちに贈る“おやすみなさい”の絵本
広い広い工事現場では、道を作ったりビルを建てたりするために、
たくさんの車が働いています。やがて日が沈むころ、車たちはよう
やく一日の仕事を終え、思い思いに“おやすみ”のしたくをはじめま
した。そして夜がおとずれ、車たちはそっと目をとじ、夢を見はじ
めるのです。
作者のシェリーさんの息子は、大の車好き。寝る前に車と聞くと
興奮して眠れなくなってしまいます。そこで、働く車たちが一日中
元気に活躍し、夜になるとエンジンを止めて眠りにつく椅子を親子
で想像したところ…ぐっすり、すやすや。子どもたちの安らかな眠
りのための絵本です。
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