線路をつなげていって列車を走らせる・・・その楽しさは、子どもはもちろん、
子どもと一緒にプラレールなどで遊んだ経験のある大人でも、すぐにピンと来ますよね。
「せんろはつづく」シリーズを読んでいると、まるで絵本の中の子どもたちと一緒に遊んでいるような感覚になれるので、何度でも繰り返して読んでしまいます。
このシリーズが面白いのは、最後まで線路が終わらないところ。
まだ続くのかな、どこまで続くのかな・・・この余韻がいいのかもしれません。
そして嬉しい第3弾の登場。今度は表紙からもわかるように、新幹線が登場するのです!
どうやって遊ぶのかな?ひょっとして汽車と連結しちゃうのかな?
線路をつなげていく楽しみはそのままに、色々な種類の好きな列車が登場したり、それぞれが得意の力を発揮してくれたり、とにかく電車大好きな子どもたちの夢を、絵本の中で実現してくれているようです。
息子と一緒に電車好きとなってしまった私としては、シリーズ3冊全部好きなのですが、
今回は特に、大人もうっとりしてしまう場面がいくつもあることを特筆しておきます!
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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