「おかあさん おやすみなさーい」
ベッドに入って、電気を消して、目をつむると…。
色んな音が聞こえてくるのです。
コチコチコチ、これは時計の音。
ヒューヒュー カタカタ、これは何の音?
へへへ ハハハ…もしかして、おばけの声!?
ビャオーー! ウォーン ワォォーン、ドーンドーン!
ひょっとして、ひょっとして…?
「ちがう ちがう」
心で一生懸命否定しながら、子どもの想像力はみるみる膨らんでいきます。
あ!音が大きくなってきて、「ガチャリ」。
誰かが家に入ってきた!?
…さて、音の正体は?
本当だったら、ちょっと怖い。いえ、結構怖い。
だけど、どうしたって想像と好奇心はとまらない。
そんな子どもたちの気持ちにぴったりとくるおやすみ絵本です。
今夜はまだ眠れない、そんな日に親子で一緒に読んであげてくださいね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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