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おやすみなさいフランシス

おやすみなさいフランシス

  • 絵本
作: ラッセル・ホーバン
絵: ガース・ウィリアムズ
訳: 松岡 享子
出版社: 福音館書店

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作品情報

発行日: 1966年07月
ISBN: 9784834000597

出版社のおすすめ年齢:4歳〜
サンケイ児童出版文化賞推薦
厚生省中央児童福祉審議会推薦
全国学校図書館協議会選定

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【絵本ナビ×福音館】福音館の絵本とグッズ、そろってます

おはなし

夜の7時。あなぐまの女の子、フランシスはもう寝る時間です。
おとうさんとおかあさんとキスをして、おやすみなさいを言って、ベッドに入ります。
でも、眠れないんです。
部屋の隅のほうに、とらがいるんじゃないかしら?
いすのところにおおおとこがいるみたい。
天井のひびわれから、何かが出てくるかもしれない・・・
フランシスは心配になって、その都度おとうさんとおかあさんのところへやってきては、やさしくたしなめられてベッドに戻っていきます。
でも最後には目を閉じて考えている間に眠ってしまうのでした。

みどころ

白黒の鉛筆画に、うすい緑色がついているだけなのですが、とても優しく、柔らかく、かわいく、癒される挿絵です。
子どもがなかなか寝付けない時の心情がうまく描かれています。
子どもはフランシスの気持ちがとてもよくわかるのでしょう。
大人も、そういえば子どもの頃はこんなふうに心細かったっけ、と思い出すことが出来ます。
長く愛されている名作のひとつです。

出版社からの紹介

アナグマの子どもフランシスは、いろいろ理由をつけていつまでもねむろうとしません。どこの子にも思いあたる話を、ほほえましくとらえて柔らかい鉛筆で描いたかわいらしい絵本です。

ベストレビュー

身近な題材の物語

「ジャムつきパン」でフランシスシリーズを知りました。
今回で2冊目です。

なかなか寝ようとしないフランシス、
あーだこーだ言ってはパパとママのところにやってきます。
同じような経験をしたことがあるためか、
真剣に耳を傾けて聞いていました。

いろんなやり取りの挙句、
ついにパパにおしりをぶたれることになるかもしれないフランシスが
「おやすみなさい!」と言って大急ぎでお部屋へ戻るシーン、
息子は大ウケでした!

最後、フランシスが自分でいろいろと言い聞かせて
やっと眠りにつくことができるシーン、
親心にかわいいなあと思いました。

フランシスの絵本、一見単調とも思える展開の中にも、
何気ない親子の日常生活がとってもよく描かれていて、
親子で気に入っています。
(ムスカンさん 30代・ママ 男の子5歳、女の子0歳)

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