「てぶくろ かくしたのだあれ?」。それは、2羽のにわとりさん。どうやら頭のあたりです。さて次は……、「はぶらし かくしたのだあれ?」。それは、3匹のわにさん。よく見てね、どこに隠したのでしょう。さて次は……、「くつした かくしたのだあれ?」。それは4匹のたぬきさん。見つけましたよ、ありました……。
どうぶつたちがいろいろなものをかくします。楽しいおどろきがいっぱいの絵本。数あそびの趣向も。
探し物と数の絵本がドッキング。左ページで探し物をたずね、読者は右ページで目を凝らして探し物を見つけ出します。右ページに登場する動物や虫たちは数が1つずつ増えていくので、ページをめくるごとにページがにぎやかになり、探し物への挑戦が楽しくなってくるでしょう。 また挑戦といえば、右ページの登場物はすべて四角いページの中に納まっているわけではありません。故意に全体を納めないことで、ページの中に動きを生み出し、この動きから生まれる無秩序さで、さらに探し物と数ゲームのレベルを高めています。親子で楽しめる、小判絵本。 ――(ブラウンあすか)
『たべたのあだれ』と同じく、左ページのものを、右ページのなかのどこにあるかさがす絵本です。
その隠れ方が、とても絶妙で、大人でも楽しくなります。
五味太郎さんの、独特の色つかいとデザインが、素敵です。
幼いときから、絵本で、こういった綺麗なデザインに出会わせてあげられることって、いいなと思います。 (ピンピンさん 50代・その他の方 )
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